飛行機を利用するとき、パスポートと航空券は一番大切なものなので肌身離さず持ち歩きますよね。そして旅行中には、この１枚の紙切れの航空券も特別なものだと感じます。旅行でテンションが上がって航空券の写真をネットにアップする人もいれば、逆に使い終わったチケットの破片を座席に置き去りにしていく人もいます。

航空券は搭乗者名やフライトナンバー・行き先・シートナンバー・搭乗ゲートなどが書かれた紙切れです。なので大抵の人は飛行機を降りてしまえば、それをどこかに捨てたり無くしたり、写真を撮ってネットにアップしても問題ないと考えています。

しかし本当は、飛行機を降りた後でも航空券は大切に扱うべきだと知っていましたか？

犯罪捜査のエキスパート、ウィンストン・クロンは、航空券のバーコードには搭乗者の名前・住所・電話番号・メールアドレスと言った個人情報が含まれていると説明します。ハッカーはこれを利用して、いとも簡単に個人情報にアクセスし、あなたの金融データまで手に入れてしまうのです。

航空券の個人情報がどのように盗み見られてしまうのか不安になるに違いありません。次のようなステップで生じます。まず、航空券のバーコードがバーコードリーダーによってスキャンされます。するとバーコードに含まれるすべての搭乗者情報が明らかになります。そしてこの大切な情報をハッカーや泥棒が悪用するのです。

どうぞ、航空券を飛行機の搭乗前も搭乗中も降りた後も大切にしてください。この紙切を無くして見知らぬ誰かにバーコードを奪われることのないようにしてください。

それには航空券の写真をネットにアップしないようにすることも含まれます。私たちが利用している最先端技術を過信しないでください。ほんの少し画面をタッチしたりクリックするだけであなたの個人情報を盗む人たちがいるのです。さらに詳しい情報を知りたいと思われる方は、動画をご覧ください。

原文：http://www.elitereaders.com/you-should-never-post-online-or-throw-away-your-airport-boarding-pass-security-risks/

訳：KEI HOSOI