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にほんごを見つけよう:中国語と文化

先日、中国語の初級講座を受講しました。

中国語の初歩会話を学びつつ、中国語に現れている文化的な背景を知ることができたので、少しシェアしますね。

ホテルなどでゲストが『ツインの部屋にしてもらえませんか?』と尋ねたとします。その部屋が満室で用意できない場合、日本のホテルであれば『申し訳ありませんが…。満室でして…』といった回答になります。

これを中国語で回答する場合、『没有(méi yōu)』と答えるそうです。これは『ありません』という意味です。

なんとなくぶっきらぼうな感じがしてしまうかもしれませんが、ここに言語と文化の差が存在します。

高コンテキスト言語である日本語は、言葉の背後にある意図を汲み取るのが普通なので、相手の「NO」を聞く前に答えを察するのです。だからこそ「NO」と言う必要がないのです。

上の例で言えば、『申し訳ありませんが…』の時点で「あ、ダメなんだな…」と察します。

しかし中国語や英語などの低コンテキスト言語は分脈に強く依存しないため、「YES/NO」をきちんと述べる方が正確に伝わります。日本人のような表現ではなんともモヤモヤするそうです。

今年の流行語に「忖度」が選ばれましたが、やはり日本独特のものなのかもしれませんね。それぞれの国の文化を知ると、そこに暮らす人々の気持ちが少しずつわかっていく気がしますね。

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2017年12月19日

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