言語の起源って？

世界には8000もの言語が存在するといわれています。でも言語ってどこから来たんでしょう？実は言語には起源があるといわれています。

それは、聖書に収められている『バベルの塔』での出来事がスタートだとされています。

おそらく一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。

ご存知ない方のために簡単に紹介させていただきます。

バベルの塔

紀元前の話。箱舟のストーリーで有名なノアよりも少し後の時代のことです。ニムロデという男が権力者になりました。彼は自分のために塔を建ることにしました。それは自分の権力を誇示するため、自分が神のようになるという野心を示すためでした。大勢の人々の手よって、塔は次第に天へと伸びていきます。

しかしそれは、神の目には非常に悪いことでした。そのため神はその計画を中断させるため、行動されます。人々の言語を混乱させられたのです。それまで世界には１つの言語しか存在せず、人々は同じ言葉でコミュニケーションを図ることができていました。突如相手の言葉がわからなくなります。自分の言っていることも伝わっていないようです。互いに意思の疎通ができなくなり、人々はまさに混乱状態に陥ります。もちろん、天へそびえる塔の建設は断念せざるを得ませんでした。

神は単に言語だけでなく、人々の考え方や生活スタイルを含めた思考パターンをばらばらにされたと言われています。人々はそれぞれのグループごとに、別々の土地へと散って行くことにしました。

このストーリーは『混乱』を意味するヘブライ語の『バベル』として知られています。

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